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先端医療センター

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CTリニアックを用いる放射線治療

先端医療センターでは、平成14年4月より放射線治療を行っています。

先端医療センターの放射線治療の特徴

一般的な病院で行われている放射線治療は、多くの場合CT撮影装置やX線撮影装置を治療の位置決めに用いますが、これらの装置と放射線治療装置はそれぞれ別の部屋に設置されている場合がほとんどです。部屋を移動することによる患部の位置ずれを完全に再現できないため、放射線は一定の余裕をもったやや広い範囲に照射を行います。しかし、小さな病巣や正確な放射線治療を要求される場合には問題がありました。

これに対し、当センターではCT撮影装置と放射線治療装置が寝台を共有して同室に設置されています。このシステムでは同じ寝台に横たわったままでCT撮影と治療が可能です。高い再現性を保ったまま、同室のCT撮影装置でがんの位置を正確に確認してから治療が行えるので、強い放射線を非常に精密に照射することが可能となっています。またこの精度の良さを利用してより副作用の少ない複雑な照射手技にも取り組んでいます。

関連リンク
[CT撮影装置と放射線治療装置]
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同室のCT装置によりがんの位置を確認し、寝たままで寝台を180度回転させて放射線をがんに照射します。共通寝台を含めたこのシステムは正しく精度管理されており、CT装置によるがんの位置を正確に放射線治療装置側に反映させることができます。

特殊な治療

頭蓋内病巣に対する定位放射線治療

病巣にX線を集中させるために特殊な絞りを治療装置に取り付け、病巣を中心にいくつかの円弧を描きながら照射します。多方向から1点に集中させて照射するため、病巣周辺の正常組織への照射量は分散されて低くなり、正常組織に重篤な障害を合併せず手術に匹敵する治療が可能です。

体幹部病巣に対する定位的放射線治療

現在は、肺癌を対象として行っています。
従来の放射線治療は、体の前からと後ろからなど2方向から行う2次元照射が中心でした。この照射法では、広い範囲に放射線があたり正常組織への影響も大きく、照射量が制限され根治は困難でした。
体幹部定位放射線治療は3次元照射とも呼ばれ、治療装置を回転させて様々な方向から病巣に集中的に放射線を照射します。この事により、照射量を増やす事が可能となり、病巣をたたく力が大幅に増加し、また多方向から照射するため、1か所からあてる量は少ないので正常組織への影響は少なくなります。
下の写真は当センターで実際に治療を行った1例です。 (色のついた円筒は、放射線の3次元的な病巣への入射方向を示しています。)

[肺癌(扁平上皮癌)]
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肺癌(扁平上皮癌)
T1N0M0:Stage1A
原発巣限局、リンパ節転移無し、遠隔転移無し 50 Gy/5日間、5方向から照射
 
[治療前(左)、治療後(右)]
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全身照射(total body irradiation:TBI)

骨髄移植(bone marrow transplantation:BMT)の前処置として行われます。骨髄幹細胞移植を行うと宿主が移植片を排除しようとする免疫機能が働き、移植片対宿主病(graft versus host disease:GVHD)を引き起こすので抑制しなければならない事と、抗癌剤との併用により腫瘍細胞を根絶する事が主な目的です。

※記述内容については正確を期していますが、すべての事項がすべての患者さんに当てはまるわけではありません。個々の病例に関する電子メールでのお問合せには一切お答えすることができません。治療について詳しくお知りになりたい方は主治医の先生から上記に連絡を取ってもらってください。

お問い合せ先

先端医療センター 放射線治療部門

診療事業
造血幹細胞移植
研究事業
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