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先端医療センター

各センターについて

診療事業・診療のご案内

【お知らせ】
サイクロトロンのメンテナンスにより、下記期間の間、PET検査を休止 いたします。ご了承ください。
【第1回】平成20年5月5日(月)〜10日(土)
【第2回】平成20年8月18日(月)〜23日(土)
【第3回】平成20年12月1日(月)〜6日(土)
【第4回】平成21年3月16日(月)〜21日(土)
なお、休止期間中もコールセンターでは検査予約を承っておりますので、よろしくお願いいたします。

診療科目について

PET検診
PET検査とは

PET(Positron Emission Tomography(ポジトロン・エミッション・トモグラフィー))検査は、「ポジトロン断層撮影法」または「ポジトロンCT」と呼ばれています。
PET検査とは、がん、脳や心臓などのはたらきを輪切りや縦切りの画像(断層画像)としてとらえ、病気の状態や進展を診断する検査方法です。
PET検査は、くすり(注1)を静脈からの注射や吸入によって体の中に取り込みます。そして、この取り込まれたくすりが体の中を移動して、がん、脳や心臓などいろいろなところに集まる様子を PETカメラで撮影し、その画像を診断に利用します。
先端医療センターでは、2001年よりPETによる診療を始めました。2006年2月には、PET/CT保険適応要件表)を導入し、PET画像とX線CT画像を一度に撮像して簡便に融合画像診断ができるようになり、がんの診療に活用しています。

注1:くすりとは、PET検査に使用する薬剤を意味します。薬事法上の医薬品を意味していません。

関連リンク
PET検査でわかること

検査の目的に合わせたくすりを選び、血流、酸素代謝、糖代謝といった組織のはたらきを測定することで、脳や心臓などの機能低下やがんの有無などを知ることができます。

がん

がん細胞は正常の細胞よりも分裂が盛んに行われるため、ブドウ糖をたくさん必要とします。PET検査で用いるくすり(18F-フルオロデオキシグルコース(18FDG))はブドウ糖に似た性質を持っているので、ブドウ糖と同じようにがんにたくさん集まります。これによりがんがどこにあるのか、あるいは病気の広がり具合などがわかり、CTやMRIなどの診断結果と合わせれば、治療方法や治療範囲を決めるのに役に立ちます。
PET検査は、全身の撮影を一度に行えることから、予想外の位置に転移したがんも見つけることができます。また、がんを治療した後の効果や再発の有無の判定にも役立ちます。がんの種類別では、頭頚部がん、甲状腺がん、肺がん、乳がん、食道がん、膵がん、結腸・直腸がん、卵巣がん、子宮がん、悪性リンパ腫、黒色腫、骨・軟部腫瘍での18FDGの有用性が多数報告されています。ただし、18FDGを使ったPET検査は、その性質からすべてのがんに有効というわけではありません(注2)。

注2:腎臓、膀胱は健康な状態でも 18FDGが尿に排泄されるため、判断が難しい場合があります。また、肝臓、胃、前立腺は超音波検査や内視鏡検査などの方が有効なことがあります。

[当診療所でのがんの臨床例]
写真 写真 写真

脳に関わる病気には、脳梗塞をはじめ、脳腫瘍やアルツハイマー型認知症、パーキンソン病などたくさんあります。
正常な脳は血液によって運ばれたブドウ糖や酸素を大量に消費します。しかし、血流が悪くなったり萎縮したりして活動が衰えた場所ではブドウ糖や酸素の消費は少なくなり、脳のはたらきが部分的に低下していることがわかります。
また使用するくすりを変えることにより、受容体・神経伝達物質の分布を見ること(注3)もできます。
これらの様子を見ることができるPET検査は、脳梗塞やアルツハイマー型認知症などの症状がごく軽いうち、あるいは進行して脳の形状に変化が起こる前にこれらの病気を発見することができます。

注3:脳の検査については、検査の種類によって実施していないものもあります。

心臓(注4)

虚血性心疾患には、狭心症や心筋梗塞があります。この虚血性心疾患は、心臓の筋肉に酸素や栄養分を送っている血液の流れが悪くなったり止まったりして、心臓の筋肉が弱ってしまうことから起こります。PET検査では、心臓の活動状態を心臓の筋肉に流れる血液や栄養分の取り込みから見ることができます。これにより虚血性心疾患の程度がわかり、治療方針の決定や治療効果の判定を行うことができます。

注4:心臓の検査については、循環器内科医の同伴が必要な場合があります。

PET検査の安全性

PET検査で用いられるくすり

PET検査に用いられるくすりは、短時間で放射線を出す能力を失う性質をもっているので、施設内にある専用の設備で作られます。このくすりは、もともと体内にある物質(酸素、糖、アミノ酸など)にごく微量の放射線を出す元素を目印として付けたものです。検査の目的に合わせてつくられたくすりは、静脈からの注射や呼吸によって体内に取り込まれます。
PET検査に用いられるくすりは、先端医療センターPET薬剤委員会で安全性について承認されたものです。

検査で受ける放射線量

PET検査ではごくわずかの放射線を出すくすりを、静脈からの注射や吸入によって体内に取り込みますので、ごくわずかに放射線被ばくがあります。しかし、この被ばく量は、私たちが日常の生活で1年間に自然界から受ける放射線とほぼ同じ量かその2倍程度、約2〜4mSv(ミリシーベルト)(注5)です。
PET検査で使うくすりは、短時間で放射線を出す能力を失うことと、体外へ排泄されることから、翌日にはほぼ体内からなくなります。

注5:mSv (ミリシーベルト):放射線が人の体にあたえる影響の程度を表す単位です。

自然界と検査で受ける放射線

種別 被ばく量
胸のX線検査(一回あたり) 0.05mSv
自然界から受ける年間放射線量 2.40mSv
胃のX線検査(一回あたり) 4.00mSv

日本核医学会 日本核学技術会 (社)日本アイソトープ協会「核医学検査Q&A」より

先端医療センターでのPET検査のながれ

(1)受付

ご本人の確認や、問診票へのご記入を行っていただきます。

(2)説明・問診

検査の目的や内容の説明、健康状態の確認を行います。

(3)注射・吸入と撮影

くすりを注射、または吸入し撮影します。通常のFDGによるがんの検査では、注射の後、体の中に十分に取り込まれるまで50分程度安静にしていただいてから撮影します。撮影時間は検査の種類によって異なり、30分〜90分です。

(4)帰宅

普段どおりの生活を送ってください。食事も普通におとりください。

参考:PET検査の所用時間は、受付から検査終了までで2時間〜3時間程度かかります。

検査前に注意すること

18FDGを用いたPET検査の場合は、検査前4時間以上の絶食が必要となります。お水やお茶などはかまいませんが、糖分を含むジュースやスポーツ飲料などは飲まないでください。また、検査前に体を動かすと、くすりが筋肉に取り込まれ、正しく診断されないおそれがあるため、運動(長時間の歩行、筋肉トレーニング、肩に重い荷物をかけることなど)はできるだけお控えください。

・服用中のお薬の使用については、必ず主治医にご相談ください。

・妊娠中、授乳中または妊娠の可能性がある方、あるいは、糖尿病の方は主治医にご相談ください。

検査費用について

18FDG(下記の保険適用要件に該当する場合に限る)および15Oガスを用いたPET検査には、現在保険が適用されています。ご負担額は処置の種類やご加入の保険により異なりますが、2-3万円程度となります(詳しくは下記の検査費用計算例をご参考ください)。また、18FDGを用いたPET検査で下記の適用要件に該当しない場合は保険適用外となり、検査費用10万円(消費税別)を自己負担していただきます。

(参考)

18FDGを用いたPET検査の保険点数

7,500点(PET検査料のみ)

15Oガスを用いたPET検査の保険点数

7,000点(PET検査料のみ)

18FDGを用いたPET検査の保険適用要件表
(平成14年3月8日保医発第0308001号厚生労働省保険局医療課長通知<抜粋>)

疾患名 要件
1.てんかん 難治性部分てんかんで外科切除が必要とされる患者に使用する。
2.虚血性心疾患 虚血性心疾患による心不全患者で、心筋組織のバイアビリティ診断が必要とされる患者に使用する。ただし、通常の心筋血流シンチグラフィで判定困難な場合に限るものとする。
3.肺癌 以下のいずれかに該当する患者に使用する。
・他の検査、画像診断により肺癌の存在を疑うが、病理診断により確定診断が得られない患者
・他の検査、画像診断により病期診断、転移・再発の診断が確定できない患者
4.乳癌 以下のいずれかに該当する患者に使用する。
・他の検査、画像診断により乳癌の存在を疑うが、病理診断により確定診断が得られない患者
・他の検査、画像診断により病期診断、転移・再発の診断が確定できない患者
5.大腸癌 以下のいずれかに該当する患者に使用する。
・他の検査、画像診断により大腸癌の存在を疑うが、病理診断により確定診断が得られない患者
・他の検査、画像診断により病期診断、転移・再発の診断が確定できない患者
6.頭頚部癌 以下のいずれかに該当する患者に使用する。
・他の検査、画像診断により頭頚部癌の存在を疑うが、病理診断により確定診断が得られない患者
・他の検査、画像診断により病期診断、転移・再発の診断が確定できない患者
脳腫瘍 他の検査、画像診断により転移・再発の診断が確定できない患者に使用する。
膵癌 他の検査、画像診断により膵癌の存在を疑うが、腫瘤形成性膵炎と鑑別が困難な患者に使用する。
悪性リンパ腫 他の検査、画像診断により病期診断、転移・再発の診断が確定できない患者に使用する。
転移性肝癌 以下のいずれかに該当する患者に使用する。
・他の検査、画像診断により転移性肝癌を疑うが、病理診断により確定診断が得られない患者
・原発巣の不明な患者
原発不明癌 リンパ節生検、CT等で転移巣が疑われ、かつ、腫瘍マーカーが高値を示す等、悪性腫瘍の存在を疑うが、原発巣の不明な患者に使用する。
悪性黒色腫 他の検査、画像診断により病期診断、転移・再発の診断が確定できない患者に使用する。
検査を受けるには

PET検査の受診を希望される際には、必ず主治医とご相談ください。PET検査は脳の病気やがんなどに対して有効な検査です。しかし、この検査は、単独でなく、CTやMRIを始めとする従来の検査と組み合わせることによってはじめて精度の高い診断が行えます。また、がんは部位によっては他の検査を行ったほうが有効なこともあり、疾患によっては適切でない場合もあります。
このため、当センターでは受診される方の状態を把握するための書類(PET検査依頼書)を用意しており、検査依頼に際してはこの書類の提出をお願いしています。また、必要に応じてこれまで受診された検査のデータやフィルムをお借りいたします。受診を希望される場合は、主治医にご相談いただいた上で、主治医からご予約をいただき、受診となります。

[PET検査受診までのながれ]
PET検査受信までのながれ
健診(人間ドック)について

下記健診機関の人間ドックとあわせてPET検査を受診していただくことができます。

お問い合わせ先

(ポートライナー先端医療センター前駅下車すぐ)
神戸市中央区港島南町2丁目2
電話:0120-93-7624

(阪神御影駅下車徒歩4分)
神戸市東灘区御影本町6丁目5-2
電話:078-856-7230

(JR兵庫駅下車すぐ)
神戸市兵庫区駅南通5丁目1-2-300号
電話:078-652-5207

(R元町駅下車すぐ)
〒650-0022神戸市中央区元町通2丁目8番地14 オルタンシアビル3F
電話:078-326-2430

(地下鉄湊川公園駅・神戸電鉄湊川駅下車徒歩5分)
神戸市兵庫区東山町3丁目3-1
電話:078-511-3621

(JR灘駅下車徒歩7分 阪神岩屋駅下車徒歩10分
阪急春日野道駅下車徒歩7分 バス停割塚通5丁目下車徒歩3分)
神戸市中央区脇浜町1丁目4-47
電話:078-261-6736

(神戸電鉄北鈴蘭台駅下車徒歩10分またはバス2分)
神戸市北区惣山町2丁目1-1
電話:078-594-2211

(JR神戸駅より市バス9番・11番乗車バス停「楠6丁目」下車徒歩1分
地下鉄湊川公園駅下車徒歩7分・大倉山駅下車徒歩8分 JR神戸駅下車徒歩15分)
神戸市兵庫区荒田町2丁目1-12
電話:078-579-3400

(JR神戸駅より市バス4番乗車バス停「丸山病院前」下車)
神戸市長田区丸山町3−4−22
電話:078-642-1031

(六甲ライナー「アイランドセンター」駅下車)
神戸市東灘区向洋町中2−11
電話:078-858-1111

(阪神御影駅・阪急御影駅より市バス19番乗車バス停「甲南病院前」下車)
神戸市東灘区鴨子ヶ原1−5−16
電話:078-851-2161

(三宮駅または元町駅下車徒歩10分)
神戸市中央区浪花町59 朝日ビル8F
電話:078-321-5588

白眉会画像診断クリニック

(JR神戸駅下車徒歩5分)
神戸市中央区中町通4−2−19
電話:078-366-2088

白眉会 佐野伊川谷病院

神戸市西区池上2丁目20-1
電話:078-974-3511

[大阪府]

(JR環状線弁天町駅下車すぐ)
大阪市港区弁天1丁目2番 オーク200 2番街6階
電話:06-6577-1881

(地下鉄中央線・千日前線阿波座駅下車徒歩3分
長堀鶴見緑地線西長堀駅下車徒歩6分)
大阪市西区立売堀6丁目3番8号
電話:06-6543-3581

[徳島県]

(地下鉄御堂筋線江坂駅下車徒歩7分 阪急豊津駅下車徒歩12分)
吹田市垂水町3−22−5
電話:06-6385-0265

水の都脳神経外科病院

(JR蔵本駅下車徒歩5分)
徳島市北島田町1丁目45-2
電話:088-632-9299

[広島県]

アルパーク検診クリニック

(JR山陽本線新井口駅・広島電鉄商工センター入口駅下車徒歩3分)
広島市西区草津新町2丁目26-1 アルパーク東棟10階
電話:082-501-1115

PET検査についてのQ&A

Q.先端医療センターでは誰でもPET検査を受けることができるのですか?

A.当センターのPET検診はどなたでも受診いただけます。
病院にかかられている場合でしたら、主治医の先生に受診についてご相談してください。
⇒「検査を受けるには」をご参照ください。

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また、人間ドックとしては、提携健診機関の人間ドックと一緒に受けることができます。
⇒「健診(人間ドック)について」をご参照ください。

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Q.先端医療センターへ直接行ってもPET検査の受診はできますか?

A.当センターのPET検査は完全予約制となっておりますので、必ず事前の予約が必要です。
また、予約に際しては検査依頼書が必要となり、主治医に記入いただく必要があります。
⇒「検査を受けるには」をご参照ください。

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Q.PET検査の費用はいくらかかりますか?

A.検査の種類によって保険適用の有無があります。
⇒「検査費用について」をご参照ください。

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Q.検査結果はどのようなかたちでわかるのですか?

A.検査結果は文書にPET検査の画像を添えて主治医へ報告させていただいております。
なお、人間ドックの結果は総合判定結果として人間ドックをお受けになった各提携健診機関より報告されます。

お問い合わせ先

先端医療センター 〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町2丁目2番
TEL:0120-93-7824 FAX:078-306-0729
お問い合せ受付時間:月曜日〜金曜日(祝日は除く) 9時〜17時

診療事業
造血幹細胞移植
研究事業
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〒650-0047 神戸市中央区港島南町2-2先端医療センター内 TEL:078-306-1700(代表) FAX:078-306-1708
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