Foundation for Biomedical Research and Innovation
クラスター推進センター
インシリコ創薬拠点形成推進グループ
 
概要
医薬品開発は、1品目あたり10年以上の開発期間と、1,000億円以上の巨額の費用がかかると言われています。
この巨額の開発費用は、製薬企業の直接的な負担になっているばかりでなく、超少子高齢社会を迎える日本の医療費に対しても間接的に影響を与えています。

こうした背景から、近年、計算機シミュレーションを用いて、研究開発費を抑えながら効率的な新薬開発を実現する手法として「インシリコ創薬」が期待されています。
 
しかし、新薬の候補となる化合物を選定し、その効果を高精度に予測するためには、膨大な計算量と計算時間を必要とします。
また、計算機シミュレーションを行うためには、コンピューターに精通した研究人材の育成が不可欠です。

クラスター推進センターでは、スーパーコンピューター「京」やFOCUS等の計算機基盤に近接する立地をいかして、神戸医療産業都市におけるインシリコ創薬拠点の形成を目指し、「インシリコ創薬拠点形成推進グループ(客員部長:京都大学大学院医学研究科臨床システム腫瘍学 奥野恭史教授)」を立ち上げ、世界最先端のスパコン創薬技術の研究開発に取り組んでいます。

インシリコ創薬イメージ
 
 
主な事業内容
・製薬現場での実践的利用を実現する創薬計算手法の性能評価と精密化
・ユーザーフレンドリーな創薬計算ソフトウェアの開発
・スパコン創薬計算技術の汎用計算機(FOCUSなど)での利用環境の構築
・創薬計算人材の育成
・製薬企業や研究機関へのスパコン創薬計算技術の受託計算サービス