Foundation for Biomedical Research and Innovation
先端医療センター研究所


先端医療センターは、病院と研究所を備え「医療機器の研究・開発、医薬品等の臨床研究支援(治験)、「再生医療等の臨床応用」の3つの分野において、基礎から臨床への橋渡し(トランスレーショナルリサーチ)機能を担っています。
病院では、標準的な医療では対応困難な疾病を克服するため、映像医学、臨床研究(治療)、再生医学の分野で先端医療を実施しています。

先端医療センター長 鍋島 陽一
先端医療センター病院長 平田 結喜緒
先端医療センター研究所長 鍋島 陽一
 再生医療研究部長 田口 明彦
 映像医療研究開発部長 千田 道雄
 医薬品研究開発部長 鍋島 陽一
 先制・予防医療研究開発部長 鍋島 陽一
 分子病態研究部長 太田 明夫
整備主体 神戸都市振興サービス株式会社
運営主体 公益財団法人先端医療振興財団
開所 平成15年3月24

 

 

鍋島陽一(なべしま・よういち)
先端医療センター長
1946 年生まれ。
新潟大学医学部卒業、新潟大学医学部助手(生化学)、
厚生省国立・精神神経センター 神経研究所遺伝子工学研究部長などを 経て、京都大学大学院医学研究科教授、京都大学生命科学系キャリアパス形成ユニット長等に就任、 2010 年 4 月より現職
~新たな躍進、新たな挑戦~

 先端医療センターの目標は日々、発展している先端科学の研究成果を人類の健康の増進に結びつけ、健康長寿社会を実現することです。その為に、センターでは特に再生医学、画像医学、新薬の開発研究に力を入れてきており、その成果として、例えば、膝軟骨、血管、網膜、鼓膜などの再生治療、アルツハイマー病の新規PET診断、4次元追尾照射など、画期的な治療法や先進的な医療を市民に提供できるようになってきました。

 新たな課題の取り組みも始まりました。2010年4月に第2期計画が始まり、先制医療という新たな考え方が提唱されました。先制医療は、各個人の体質や病気のなりやすさ、遺伝的背景などに関する様々なデータを蓄積、総合的に解析し、発症前、あるいは発症初期に介入し、健康長寿を実現することを目標にしています。この目標の実現は、神戸市との共同作業、神戸市民の皆様方のご参加・ご協力によって成し遂げられるものです。また、理化学研究所計算科学研究機構や神戸市立医療センター中央市民病院、神戸大学、あるいは各種の企業の協力が不可欠です。同時に先端医療センターでは、近年の急速な変化に対応するべく第2期計画を見直し、2013年4月に第3期計画を策定し、より広範な協同研究体制を構築し、取り組みを強めていくことを計画しております。また、これらの取り組みに対する政府の支援、あるいは、各種の規制の解除、緩和を求める活動を推進することにより、先制医療推進のための基盤強化に取組んでおります。なおセンターでは既に神戸市民の参加によるコホート研究、アルツハイマー病などを対象とした疾患コホート研究チームを立ち上げ、更に子供の睡眠障害、発達障害を対象とした協同研究を開始しております。また、2016年4月にMeiji Seika ファルマ様のご支援により分子病態研究部を新たに立ち上げ、先制医療実現に向けて確かな一歩を踏み出しておりますが、引き続き体制強化を図り、推進・加速したいと考えております。

 医療の国際化も重要な課題です。先端医療センターは我が国の先進医療の開発を推進、先導してきました。その成果を世界に発信し、また、世界の優れた技術や制度をいち早く学び、一日も早く市民の健康の増進のために具体化しなければなりません。センターは海外、特にアジアの国々との連携、協力が期待されており、国際化を目指した取り組みを進めています。

 先端医療センターでは多くの研究成果が生まれています。今、求められていることはその成果を「迅速」かつ「確実」に先端医療へと展開し、臨床、診療へと発展させることです。職員、関係者一丸となって努力してまいりますので、何卒ご協力、ご理解、ご支援をお願いいたします。