再生

 これほどの能力は、残念ながらヒトにはありませんが、プラナリアという動物はもっています。プラナリアは2つに切ろうが、3つに切ろうが、もとにもどります。もとにもどることを再生と言います。プラナリアの再生能力はとても高いので、細かく切り刻んでもそれぞれの断片から1つの個体が再生します。


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 プラナリアは、クラゲやイソギンチャクのような動物のつぎに生まれた、かなり原始的な動物のグループに入ると考えられています。つまり比較的単純な体のつくりをしているわけで、ダイナミックな再生ができるのは、そのためでもあるでしょう。もっと単純なカイメンでは、細胞一つひとつにばらしても、細胞が再集合してもとにもどることがわかっています。

 われわれと同じ脊椎動物(背骨をもっている動物の仲間)の一つにイモリがいます。イモリはプラナリアよりもずっと複雑な体をもっていますが、かなり再生能力の高い動物です。もちろんプラナリアほどではありませんが、腕や眼であればなくなっても再生してもとにもどります。


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 では、ヒトには再生能力がないかというとそうではありません。きちんと再生能力は残っています。小さなケガや病気が治るのは、そのおかげです。また、爪や髪の毛、皮膚などは常に再生しています。これを新陳代謝と言います。


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