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キメラによる多能性の証明 
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どうして、胚性幹細胞が体のすべての細胞になれると言えるのでしょうか?
黒ネズミと白ネズミがあるとしましょう。黒ネズミの胚から胚性幹細胞をつくります。これを白ネズミの胚盤胞の中に入れます。すると、黒と白のまだらのネズミができてきます。白ネズミと黒ネズミの細胞が(他民族国家のように)一緒になって1匹のネズミをつくるのです。このように、異なるゲノムをもつ2種類以上の細胞が組み合わさってできた個体をキメラと言います(キメラとは、頭が獅子、胴が羊、尾が蛇というギリシャ神話に登場する怪獣キマイラから命名されたとのことです)。細胞がさまざまなかたちで組み合わさったキメラのネズミ(キメラマウス)ができたことから、胚性幹細胞は体のすべての細胞になれると考えられるのです。
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