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インプリンティングを受ける遺伝子 
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インプリンティングは、精子や卵子ができてくるときに起きるわけですが、面白いことに、それぞれの場合でインプリンティングをうける遺伝子の種類が違っています。「カギ」をかけられる遺伝子(DNAメチル化を受ける遺伝子)が異なるのです。
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染色体に色を付けて考えましょう。青Xを父親から受けついだ染色体、赤Xを母親から受けついだ染色体とします。
受精卵の中にはXとXの両方があります。これを《XX》と書くことにします。さらにXとXには、相同な遺伝子(対立遺伝子)が同じ順序で並んでいるので、これらに背番号をふって、1,2,3…あるいは1,2,3…として表します。 |
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ここで、ゲノムインプリンティングによって「カギ」のかけられた(DNAメチル化を受けた)遺伝子を「-」で消すと、こんなふうになります。
1,2,3,4,5,6,7,8…
1,2,3,4,5,6,7,8…
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対立遺伝子はふつう両方とも働いているのですが、インプリンティングを受けている遺伝子(2,3,6,7,8…)は、どちらか一方しか働かきません。精子と卵子のゲノムがそろわないと、すべての遺伝子がきちんと働かないわけです。ほ乳類が単為生殖できないのは、こういう理由からなのです。
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ちなみに、《XX》のような卵の場合は、胚の成長を支えるための胎盤が十分に発達しません。胚は子宮内に着床してまもなく死んでしまいます。
これに対して、《XX》のような卵の場合は、胎盤は発達しますが、胎児になる部分の成長が進まないことがわかっています。
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